未公開求人の探し方

未公開求人の重要性は先に強調したとおりですが、ここでは興味のある企業が募集を始める際の採用候補に入る有効な作戦をご説明します。

自分の人脈、ネットワークを活かす

「人脈」が重要なのは誰でも認識していますが、ネットワークを活かして自分自身を売り込むパワーを活用できていない人がほとんどです。これこそが最も効果的な仕事を探す方法ですが、人間関係や信頼関係を築くには時間もかかりますし、関係を維持することも努力と時間が必要です。

1. みんなに話しかけましょう
仕事探しについて話す時、あなたの仕事の関係者(以前の顧客、同僚、取引先)の多くが具体的な募集案件や条件に合う企業を紹介できなくても、何か情報を持っていたり、情報収集を助けてくれる誰かを知っていることが多いです。

奥さんや歯科医にも相談してみてください。信じるかどうかはあなた次第ですが世界はとても小さいのです。あなたの歯科医があなたの興味ある企業に知り合いがいるかもしれません。あなたの奥さんが連絡を取りたいCEOの奥さんを知っているかもしれません。

2. 具体的な条件を知ってもらう
あなたのネットワークにはどんな仕事を探しているか具体的な条件を知ってもらいましょう。具体的な希望がイメージできるので条件に合う情報がないか気を配ってくれます。

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3. ネットワークを広げましょう - オンライン & オフライン
知り合いや友人と会ったり、トレード・ショウ、各種業界の協会、セミナー、イベントなどで出会った人たちとコーヒーを飲みながら情報交換をしましょう。各国商工会議所や企業、団体の多くがネットワーキングのイベントやビジネスセミナーを開催しています。

MixiやLinkedInなどのSNSへの登録、オンラインのコミュニティグループへの参加や、フォーラムに参加して交流するのも新しい出会いや人脈作りの効果的な方法になってきています。ターゲット企業で働いている人とのコネクションを作れる可能性も高いです。

良い人材、顧客や投資家の興味を引いたり彼らと情報交換できる環境を提供する目的で、最近は企業がブログを作っています。従業員が作っている企業もあれば社長自ら作成している企業もあります。Google Blog Searchを試してみてください。採用情報がない場合でも、企業のより詳細な情報が見つかります。


各国商工会議所、オンライン & オフラインのネットワーキング リスト


企業へ直接コンタクト - 電話&レジュメの送付


あなたがある企業に興味を持っていても個人的なネットワークが見つからず、未公開の採用情報や近々予定されている採用情報を得られないかもしれません。そのような状況で効果的な方法が企業への直接コンタクトです。この方法は効果的で印象的な方法な上、ターゲット企業とのコネクションを作るのにとても役立ちます。

希望するポジションや条件など各々の状況により取るべき行動や順序は異なります。
一般的に非管理職のポジションを探している方はまず電話をかけ、相手の反応によりレジュメを送付するのが適切だと思います。
管理職レベル以上を希望する方は、自己紹介のカバーレターと一緒にレジュメをまず送ってから電話でのフォローアップが良いと思います。
直接のコンタクトは強引な方法と思われるかもしれませんが、何件か電話するうちに、近々募集予定があるかどうかに関わらず、企業側が自分の会社に興味があったり役に立ちたいと思っている人と話すことに強い興味を示すことに驚くと思います。

直接的なコンタクトは魅力ある商品を潜在的購入者へ販売する効果的な販売方法です。電話をかける前には企業について調べ、その企業に興味を持っている理由や自分がどのようなスキルを持っているか話せるよう準備をしておきましょう。

電話をかける際の簡単なアドバイス
1. 自己紹介。自分の能力、経験を1~2文に要約して説明する
2. なぜ興味を持っているか説明する
3. 礼儀正しく。HRか部長かあなたが話をしたい人の名前と対応をしてくれた人の名前を尋ねる。それから話したい人へ取次いでもらう。
4. 取次いでもらったら上記1と2を繰り返す。現在または近い将来あなたのような人を必要としていないか尋ねる。礼儀正しくし、相手から質問を受ける場合に備えておく。
5. この電話は次の2通りのいずれかの結果となります。可能性のある企業に「まず会ってみましょう」と誘われるか、「レジュメを送ってください」と言われるかです。
6. フォローアップする。電話する時に企業側はあなたが興味をもつポジションは募集していないかもしれません。企業とのコネクションを維持しておけば、募集が決定した時に連絡が入るでしょう。


  募集広告の出ていない企業へ直接コンタクトするための カバーレターについて